上達の秘訣

上達の秘訣

カテゴリー:学ぶ

今日も風姿花伝の中から、上達の秘訣になるような言葉をひろってみます。

 

初心の人、思ふべし。稽古に位を心がけんは、返す返す叶ふまじ

 

位ということばを、人からの評価と考えると、よくわかります。

英検をとったからと言って、英語が話せるようになるわけではありません。

私は、高校時代、期末試験の対策は、一夜漬けでした。

試験の直前に暗記するので、それなりの点数は、取れるのですが、

試験が終わったら、すぐ中身を忘れてしまいます。

これでは、なんのために勉強するのか、わかりません。

 

このように

学んでいる最中に人からの評価を気にするのは、よくありませんが、

その成果を人に見せるときには、評価を気にする必要があります。

伝わらなければ意味がないからです。

 

 

得たる上手にて、工夫あらん支手ならば

また目利かずの眼にも面白しと見るように、能をすべし。

この工夫と達者を極めたらん為手をば、花を極めたるとや申すべき。

 

 

一つの道を極めていくと、身についた専門知識を

誰でも知っていると思い込んでしまいます。

何かをプレゼンするときは、初心者でもわかるように

工夫するというのは、大事ですね。

 

 

覚えたことを人に教えると知識が身に付くと

言われます。

教える過程で、その人のレベルに合うように考えて

工夫するから、身に付くのでしょう。

 

 

日々の仕事の中でも、ただ覚えたことを漫然と

行うのではなく、工夫して改善していくと

力がつきます。

 

能をつくし、工夫を究めて後、この 花を失せぬところを知るべし。

この物数を究むる心、則ち花の種なるべし。

されば、花を知らんと思はば、まづ種 を知るべし。

花は心、種はわざなるべし。

 

数をこなす、ということが一番の秘訣。

数をこなせば、技術も身につきます。

花が咲くのは、しっかりとした技術が身についてから。

焦らずにいきましょう。

 

 

この記事を書いた人

尾田 譲二
尾田 譲二
インターネット黎明期に日本初の漫画合作仲介サイトを起ち上げるが、やりたくてはじめたことなのに事業化の過程で、自分が本当にやりたいことなのが何なのかわからなくなり、長い鬱状態に陥る。2013年に出会ったパッションテストで、情熱を再発見。長い迷路からようやく抜け出し、再起を目指している。

著書に電子書籍「ストーリービルダー」がある
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