朝の行動をプログラミングする

朝の行動をプログラミングする

カテゴリー:習慣付け 行動力

ロボットは、楽だなと思うときがあります。
何も考えずに行動しているからです。
何も考えずに行動できたら
エネルギー消費も少なくてすみそうですね。

そもそも行動出来ないのは、
いろいろと余計なことを考えてしまうから
なんですよね。

 意思の力を使わずに自分を動かす方法を書いた
「やってのける」という著書にある実験のことが書いてあります。

 夏季休暇中の高校生に模擬テストを閉じた冊子を渡して、
9月に学校が再会したら回収すると伝えたそうです。

 生徒の半分には、休みの間にその冊子を使って、
「平日の朝食後に自分の部屋で」という感じで
勉強する時間と場所を決めるように指示しました。

 この「いつ、どこで」という計画を立てることを
指示されなかった生徒が平均、100問、問題を解いたのに対して
計画を立てた生徒は、250問を解いてきたそうです。

 これを、条件型計画と呼ぶそうです。
コンピューターも、この

 if(もし)
  〜ならば
then
  〜をする

 というシンプルな言語を使って命令を送ります。

 
この方法を朝、起きて仕事をするときに使うとすると、

「目覚ましがなったら机に向かう」
という条件型計画を立てればいいわけですが、

これだと、大雑把すぎて途中にいろいろなことを
考えてしまい、他の行動をしてしまいそうです。

そこで、行動をもっと細かくノートに書いていきます。

 目覚ましがなったら
アラームを止め
大きく深呼吸して
ゆっくりと立ち上がり
パソコンをオンし
洗面所に行き
歯を磨き
顔を洗い
タオルで顔をふき
机に座り、
ワードをクリックし
「これから仕事を始めます」
と書き込む。

 そして、命令されたロボットになりきって
書いたとおりに自分を動かしてみます。

買ったばかりの電気製品の取扱説明書を読んで、
おそるおそる動かしていくように
素直に動いてみるのです。

 そうすると面白いことに
1つの動作をしたら、ノートに書かれている
次の動作をしないと気持ちわるくなり
自然とその通りに行動して机までいってしまいます。

 嘘じゃないです。
やってみてください。

 ただ、これだと味気ないので
小さな楽しみを付け加えてみましょう。

 朝、出来る小さな楽しみをリストアップしてみてください。

 例えば、

コーヒー煎れて飲む
鏡の前の自分に微笑む
窓を開け、新鮮な空気を吸う
まだ眠っている子供の顔を見に行く
水を飲み干す
観葉植物に水をやる
歌を歌う
元気になる言葉を呟く
口笛を吹く

……等です。

 くれぐれも新聞、テレビ、インターネット等の
情報が入ってくるものは、行動の中から除きます。
情報に引っ張られ、違う行動がしたくなってくるからです。

 そして、
このリストのなかから適当なものを選び
条件型計画リストの中に組み込んでみます。

 

目覚ましがなったら
アラームを止め
ゆっくりと深呼吸し
立ち上がって窓を開け、
朝の空気を吸い込み
口笛を吹きながらキッチンに行き
蛇口をひねってコップに水を入れ
水を飲み干しやかんに水を入れ
コンロに火をつけ
洗面所に向かい
歯を磨きながら鏡の中の自分に微笑み
顔を洗い
タオルで顔を拭いたら
元気になる言葉を呟き
パソコンをオンし
湧いたお湯でコーヒーを淹れ
コーヒーカップを持って
机に座り
ワードを開き
「これから仕事を始めます」
と書き込む。

 

リストの通りに
1つ1つの動作を大げさに丁寧にやってみると
楽しくなってきます。
自分の行動を愛おしむようにすると
生きている喜びを感じられるようになります。

 何も考えず、今、やっていることを楽しむ。
フォーカスを常に今の行動だけに絞り込む。
今だけを丁寧に生きてみる。

 私は、大雑把な性格なので
細かいことに気づいて行動できる人をに
いつも感心しているのですが、

気づくことの出来る人は、
常に今を丁寧に生きている人なのではないかと思います。

 行動を先送りしてしまうのは、
今を生きていない証拠。
そう自分を戒めて
小さな一歩を馬鹿にせず
進んでいきたいものです。

 

この記事を書いた人

尾田 譲二
尾田 譲二
インターネット黎明期に日本初の漫画合作仲介サイトを起ち上げるが、やりたくてはじめたことなのに事業化の過程で、自分が本当にやりたいことなのが何なのかわからなくなり、長い鬱状態に陥る。2013年に出会ったパッションテストで、情熱を再発見。長い迷路からようやく抜け出し、再起を目指している。

著書に電子書籍「ストーリービルダー」がある
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