自分をゼロにする

自分をゼロにする

カテゴリー:学ぶ

守破離という言葉があります。

道を極めるには、まず模範となる人の真似から入り 、
次に 、他のやり方を研究するなどして、自分の型を模索し
最後に型から離れ、自由になる。

というようなことだと思います。

なんでも最初は、真似から入るのが上達する秘訣
だということは、頭で理解できます。

ところが、これがなかなか難しい。
中途半端に真似てしまうのです。

なにか出来ない部分があると、このやり方は、
自分には向いてなさそうだから他のやり方を取り入れてみようとか、
今まで、このやり方でうまくいってきたから、この部分だけは
従来通りのやり方にしようとか。

本当は、わかっていないのにわかった気になっているから
まだ、“守”の段階なのに“破”をやろうとしてしまうのです。

明治大正時代の文豪、幸田露伴は、「努力論」という自己啓発書の中で、
以下のように述べています。

 

他人によって自己を新になそうとしたらば、昨日の自己を捨ててしまわねばならぬのである。
他人によって新しい自己を造ろうと思いながら、やはり自己は昨日の自己同様の感情や習慣を保存して、
内々一家の見識なぞを立てて居たいと思うならば、それは当面の矛盾であるからして、
何らの易を生じないばかりでなく、かえって相互に無益の煩労を起こす基である。

 

今までの自分を捨てて、空っぽにする。
難しいけど、これが上達の一番、近道。
そう信じて、小学生になったつもりで模倣を極めてみる。
そうすることで頭だけの理解ではない本当の理解が深まっていくのではないかと思います。

この記事を書いた人

尾田 譲二
尾田 譲二
インターネット黎明期に日本初の漫画合作仲介サイトを起ち上げるが、やりたくてはじめたことなのに事業化の過程で、自分が本当にやりたいことなのが何なのかわからなくなり、長い鬱状態に陥る。2013年に出会ったパッションテストで、情熱を再発見。長い迷路からようやく抜け出し、再起を目指している。

著書に電子書籍「ストーリービルダー」がある
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