恵まれていることに気づく

恵まれていることに気づく

カテゴリー:時間

北の国で生活していたことがあります。
白夜の国、と言われるところです。

ところが、それは、季節の一面だけを表していて、
夏は、確かに日照時間が長い白夜なのですが、
冬になると、その逆の現象が起こります。

明るくなるのが、朝の9時頃で、
午後の3時過ぎになると、太陽が沈んでしまうのです。

しかも、太陽の位置は常に低く、空に青さがありません。
いつも灰色がかってどんよりとしています。

日本では、冬でも、ひだまりの暖かさを感じることが
ありますが、零下の国では、散歩もままなりません。
部屋の中は、暖かいので寒さには耐えられるのですが、
毎日が夜のような生活が続くと憂欝になってきます。

春が来るのが待ち遠しく、雪が溶け、地肌から植物が
芽吹き、空の青さが戻ってきた時は、本当に嬉しかったです。

日本では、味わったことのない感情でした。
春が来るのが当たり前だと思っていましたが、
当たり前のことがこんなに嬉しいなんて……。

その国の国旗の色は、青と黄色。
春から夏にかけて、郊外にドライブすると、
空の青さと菜の花畑の黄色が、目に飛び込んできます。
その夏の光景が、その国を表わす色となっているのです。

冬の厳しさを知ると、春を感謝して迎えることが出来ます。
だから冬にも感謝できます。
人生で厳しい目にあったときも、それがずっと続くことはありません。
また春が来ます。

来る日を感謝して迎えられるよう、厳しい状況の中でも恵まれている
ことを見付け、日々を大切に生きていきたいものです。

 

この記事を書いた人

尾田 譲二
尾田 譲二
インターネット黎明期に日本初の漫画合作仲介サイトを起ち上げるが、やりたくてはじめたことなのに事業化の過程で、自分が本当にやりたいことなのが何なのかわからなくなり、長い鬱状態に陥る。2013年に出会ったパッションテストで、情熱を再発見。長い迷路からようやく抜け出し、再起を目指している。

著書に電子書籍「ストーリービルダー」がある
Pocket
LINEで送る
Post to Google Buzz