自分に枷(かせ)をかける

自分に枷(かせ)をかける

カテゴリー:行動力

今日は、枷(かせ)と行動についてのお話をします。

 

枷とは、罪人が、逃げ出せないようにするために、
手や、足、首などにつける器具のことです。

 

中国の古典小説、水滸伝の中に、
高官に憎まれ、無実の罪で流刑(他の地方に
流される刑罰)されることになった武術の達人、
林中の話が出てきます。

 

林中は、手首を縛られ、足首と首に板状の枷を
はめられ護送されていきます。

 

これでは、さすがに逃げる事ができません。
そして、 密かに高官から命を受けていた二人の護送役人に
殺されそうになります。

 


後をつけていた林中の友人、魯智深が、それを救います。
しかし、逃げるように促された林中は、それを拒みます。
林中は、 自由の身になったのに流刑地へ向かう、という
選択をしたのです。

 

なぜなら、都にいる 妻が人質になっていたからです。
自分が逃げてしまっては、妻の身に危険が及ぶと考えたのです。

 

友の助けで、物理的な枷は、外れましたが、妻が人質という
心理的な枷が、まだ残っていたのです。

 

小説や映画、漫画などの物語の中では、このような心理的な枷が
よく使われます。

 

もし、あなたが行動できなくて悩んでいるとしたら、
どこかに心理的な枷がかかっているのかもしれません。
自分にどんな枷がかかっているのか考えてみましょう。

 

枷は、主人公の身動きを制限するものですが、それをうまく
つかうことによって、無理やり自分の行動を促すようにする
こともできます。

なかなか行動できない時は、
自分で自分に枷をかけてみましょう。

 

逃げられない状況を自分で作ってしまうのです。
例えば、目標と期限を決め、その内容を必ず達成すると
誰かに宣言してしまうのです。

 

ただ、一年後に収入を5倍にする、というような
中、長期的で抽象的な得たい結果を掲げるのでなく
数週間という短い期間の中で出来る具体的な行動を
目標に掲げたほうがうまくいくと思います。

 

枷は、あくまでも自分の行動を促すためにかけましょう。
モチベーションの高い時は、現実無視の無謀な枷を思いつき
がちです。自分で自分の首をしめることになりかねません。

この記事を書いた人

尾田 譲二
尾田 譲二
インターネット黎明期に日本初の漫画合作仲介サイトを起ち上げるが、やりたくてはじめたことなのに事業化の過程で、自分が本当にやりたいことなのが何なのかわからなくなり、長い鬱状態に陥る。2013年に出会ったパッションテストで、情熱を再発見。長い迷路からようやく抜け出し、再起を目指している。

著書に電子書籍「ストーリービルダー」がある
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