自分の宝の残し方

自分の宝の残し方

カテゴリー:時間

残念でならない、と思っていることがあります。

 

若いころ、日々の記録をあまり残してこなかった、ということです。

 

とはいえ全く記録しなかったわけではありません。
例えば、二十代の頃、海外に4年半、駐在していたのですが
会社から支給された手帳に書いていた出張記録が手元に残っています。

 

企業や研究所に納品されている理化学装置のメンテナンスが
仕事だったため、常に出張していました。
その出張旅費の申請をするため、どこの仕事先で、
何時間仕事をしていたかを手帳に記していたのです。

 

ところが、それ以外の詳細を殆ど書いていなかったので
今となっては、具体的にどんな1日を過ごしたのかを
思い出すことができません。

 

手帳には、休日欄もありましたが、休みの日に
何をしていたのかも書いていません。
当時は、仕事の手帳にプライベートなことを書いてはいけない
という思い込みがあったのかもしれません。

 

しかし、もし、日々に食べたものや、見たこと、聞いたこと、
思ったことを少しでも記録していたら、自分にとって、
もっと貴重な財産になっていたと思うのです。

 

その後悔があったので、日本に戻ってきて、別の国に短期出張に
行った時は 、出張のディテールを書き残しておきました。

 

その記録が先日、出てきたので、十数年ぶりに読み返したら、
記憶の片隅にも残っていないことがたくさん書いてあって、
びっくりしました。

 

同じように駐在していたときの詳細を書いておいたら…
と思うと残念でなりません。

 

特に若いころは、いろいろなことを初めて体験することが
多いので、自分の成長を測るうえでも、体験して感じたことを
残しておくのは、有意義なことだと思います。

 

写真や映像に記録しておくのもいいと思いますが、
文章にすると、自分が感じたことを残しておけるので、
もっと奥行きが深いものをあとになって感じることが出来ます。

 

日記等を特につけていなかったら、
例えば、この1年を振り返って、どんなことがあったかを
思い出しながら書いてみるのもいいと思います。

 

今、思い出せることでも10年後には、
忘れてしまっていることが多いですから。

 自分の記録は、あとになって宝物になります。

この記事を書いた人

尾田 譲二
尾田 譲二
インターネット黎明期に日本初の漫画合作仲介サイトを起ち上げるが、やりたくてはじめたことなのに事業化の過程で、自分が本当にやりたいことなのが何なのかわからなくなり、長い鬱状態に陥る。2013年に出会ったパッションテストで、情熱を再発見。長い迷路からようやく抜け出し、再起を目指している。

著書に電子書籍「ストーリービルダー」がある
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